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構造的社会悪非常に勇気ある発言だと思います。誰が悪いと責めるつもりはありませんが、こうした背景の可能性があることは考えても良いと思います。この視点で見ると今の矛盾が色々見えてきますよ
(以下抜粋です)
なぜ、ある種の情報は「絶対に報道されない」のか。それは、既存の治療法の否定に繋がりかねないからである。
既存の治療法、例えば、抗ガン剤によるガン治療を取り上げてみよう。抗ガン剤治療には、製薬メーカーが深くかかわっている。民法のテレビ・ラジオはもとより、新聞・雑誌などの活字媒体の発行元にとっては、製薬メーカーは、大切なスポンサーである。食事でガンが治る事実があろうとも、それが報道されないのは、平たく言えば、食事によるガン治療が広まると、それは製薬メーカーの利益を減らすことになるからである。製薬メーカーというスポンサーのご機嫌を損ねる「愚行」を、マスメディアがするわけがない。仮に、記者が、その正義感でもって、食によるガン治療を紹介しようと試みても、それはデスク段階でボツになってしまう。というわけで、事実は報道されないのである。もっぱら、手術、抗ガン剤、放射線しか報道されない。
ここに、商業新聞、商業放送の持つ「原罪」とでも言うべき、反民衆的性格をみることができる。このようなマスメディアでは、真相は藪の中というか、真相が「結果的に」隠蔽されてしまう。したがって、非「商業誌」のもつ社会的意味がある。非「商業誌」には、真実が載るというか、非「商業誌」にしか、真実は載らないともいえる。例外のない規則はないというが、私の原稿を載せてくれる「札幌タイムス」は、まさしく例外である。といっても、マスメディアを責めてばかりもいられない。マスメディアも次に述べる「構造的社会悪」に組み込まれているからだ。
仮に病院で雇用されている医師が、食物によるガン治療に興味を抱いて、薬物によるガン治療の変わりに、食物によるガン治療を試みようとしても、それは病院が許さない。抗ガン剤では保険が適用されて病院の収入になるが、食事療法では保険が適用されないからだ。保険不適用では、病院経営にプラスにならない。
個々人の責任を超えた反社会的なありよう、ないし反社会的行為は、「構造的社会悪」とでも言うしかない。
「構造的社会悪」のいま一つの例として、食べ処・飲み処・話し処「身土不二」での人工透析のケースを挙げておこう。
主治医から人工透析を宣言されたS・D氏は、およそ90日間、食べ処「身土不二」へ通って玄米菜食で、とうとう人工透析が不要となった。人工透析は不要と決定したS・D氏の主治医は、玄米菜食の効果に驚いていると、S・D氏は私(本コラムの筆者)に語ってくれた。
同氏のクレアチニンは8.9から5.7へと低下した。同氏の腎機能はかなり改善されたが、正常値1.0には程遠い。玄米菜食は凄いからといって、病院は、それを採用するものではない。なぜか。これもお金がからんでいるからである。玄米菜食で人工透析が不要になっても、保険の適用にならないから、病院は経営上は一円なりとも利益にならない。ここにも、食物療法が現代医療体制の中で疎外されていることがわかる。かくも「構造的社会悪」の根は深い。この「構造的社会悪」は、資本主義経済体制がもたらしたもので、マスメディアも、「構造的社会悪」から無縁ではありえない。
◆医師個々人も免責されはしない
先に述べたような「構造的社会悪」がはびこる状況にあって、ガンが治らない原因は、どの程度まで医師個人の責任に帰せられるのだろうか。これは、ガンだけに限られたことでなく、あらゆる疾病について当てはまることでもあるが。
では、すべてを「構造的社会悪」といってしまえるかといえば、そうではない。ありていに言えば、医師個々人に全く責任がないとは言い切れない。病を治すのが医師の仕事なのであるから、利用できるものはいかなる方法であろうとも、それらでもって疾病を治すのが、医師というものでなければなるまい。このような視点に立つと、残念ながら、本物の医師は実に少ないということになる。
食物療法でもってガンが治った、あるいは現代医療では人工透析あるいは腎臓移植以外に他に方法はない慢性腎不全の方が、玄米菜食で人工透析不要になった。こうした事実に接したとき、そのわけを究明しようとしない医師が多い。
病直しのプロが、どうして、このように食事療法に無関心なのであろうか。医師は栄養学を学んでいないから、栄養に無関心・無知であるという意見がある。栄養学を学んでいようが、学んでいまいが、それは関係ない。玄米菜食でガンが治るとか、人工透析が不要になるという事実に、病気直しのプロが、どうしてこうも、事実の前に謙虚でないのだろうか。病が治った原因を究明するのが、病気直しのプロというものであろう。栄養の知識が不足ならば、勉強すればいい。
ただ、病気直しは、病人本人にかかっている。医師は、あくまで助けでしかない。ここのところは誤解しないでほしい。
ごく少数の例外を除いて、圧倒的多数の人は「構造的社会悪」に洗脳されてしまい、病気は自分で治すとは考えない。困ったことである。
文責 (合)農・食・健 研究所代表 石沢文規